2009年07月31日

河童

お初天神通り商店街も、うちわや扇子で扇ぎながら歩いている人が増えてきました。
「おはてんグルメブログ」も9回目。今回は商店街のほぼ中央に位置する曾根崎センタービルの地下1階にある「河童」におうかがいしました。

河童
 【営業時間】午後4時〜午後11時半ごろ
 【定休日】第1・3日曜日(12月は無休)
 【電 話】06-6314-0246
 【住 所】大阪市北区曽根崎2-10-15 曽根崎センタービルB1
 【H P】http://www.kappa.kansai.walkerplus.com/


曾根崎センタービルの地下へ続く細い階段を下りると、降りる途中からもう香ばしい肉の香りが…。
もともと洋食のコックだったというマスターが「河童」を始めて34年。今では、焼肉の老舗として様々な雑誌に取り上げられたり、テレビの取材を受けたりと、その趣はすでに名店の貫禄が漂います。
このお店は他の店と食べる順番が違うといいます。
普通の焼肉店は「あっさりした塩タン→タレ系の肉→ホルモン」という流れで食べると思いますが、「河童」は違います。
まずは、名物の「てっちゃん」と「サテバービー」を食し、そのあと好きなタレ系の肉を食べて、最後に塩タンでシメ。
その理由は後で説明するとして、「てっちゃん」「サテバービー」「生キモ」「カルピ」「タン塩」を注文して、順番に味わうことにしました。

【河童串焼き サテバービー】1,400円
【河童串焼き サテバービー】1,400円
運ばれてきたサテバービーは、確かに見た目はエスニック料理のサテに似ています。
しかし、サテが基本的に豚肉なのに対し、「河童」のサテバービーはもちろん牛肉。
このメニューに限らず、お店のスタッフの方が焼き方を丁寧に教えてくれます。
サテバービーは、鉄板で、肉の周囲に付けてある味噌ダレを鉄板にひっつけて剥がさないように焼くのがポイント。
河童 サテバービー
そのためにマメにひっくり返すのですが、その時、上に持ち上げると味噌がはがれてしまうので、鉄板にひっつけたまま串を押すようにしてひっくり返すのがコツ。
じっくり焼いて、表面から肉の脂が気泡のようにプツプツしてきたら焼き上がりの合図です。
河童 サテバービー
くれぐれも焦らずに、よく火を通すことが美味しく食べる秘訣です。
食べてみると、何とも言えない味噌の風味、エスニックの風味と、香ばしさ、肉の旨みが渾然一体となって口の中に広がります。
お肉は柔らかいのに香ばしくて、しかもジューシー! ビールがドンドン進みます。
河童 サテバービー

【河童名物 幻の味「てっちゃん」】800円
 【河童名物 幻の味「てっちゃん」】800円
こちらは、サテバービーと並ぶ「河童」の名物。いや、こちらの方が有名かもしれないですね。
てっちゃんも焼き方をスタッフの方が丁寧に教えてくれます。
焼き方のポイントは、マスターの言葉を借りると「弱火でじっくり焼いてや。焼けるまで10分かかるで。
てっちゃんを鉄板にのせたら、ハイ!スタート。
河童 てっちゃん
鉄板は場所によって火の強さが違うから、ひたすら手を休めずにひっくり返しながら移動させてや。
持った瞬間プルプルせずにしっかりした固さになったら出来上がり」だそうです。
河童 てっちゃん
焼き上がりを一口食べると、今まで食べてきたてっちゃんとは全然違う! あえて“幻の味”と名付けていることに納得。安い焼肉屋にありがちなゴムのような食感は一切無く、噛めば噛むほど肉の中から美味しいジュースが出てくる感じ。
こんなに美味しいてっちゃんが食べられるんだから、マスターの教えを守って丁寧にじっくり焼く価値ありですよ!
ちなみにてっちゃんはビールにも合うけど、ご飯にも超マッチすると思います。

【生キモ】850円
河童 生キモ
生キモというと、スライスした生キモが出てきて、塩がタップリ入ったごま油に付けて食べるのが一般的だと思います。
でも、ここの生キモは全く違って、生キモはサイコロ大のブロック状で、特製タレに浸かった状態でテーブルに運ばれてきます。
しかも鉄製の器はキンキンに冷えています。
さらに驚かされるのが、キモ独特の血生臭さ、これが一切ないこと。
これはマスターがキモの外側だけではなく、肝臓内部の血管までキレイに掃除しているからだそうです。
キモ内部までキレイに掃除しつつブロック状で出すのは、かなりの知識と経験が必要なのだそう。
口に運ぶと、生臭さは一切無くて、キモのトロけるような食感と、タレとキモの旨みのハーモニーがジュワッと出てきます。
河童 生キモ
この独特の旨みを少しでも長い時間楽しめるように器をキンキンに冷やしているのだそう。
あの塩ごま油に慣れている人は、あっさりしているのに生キモのおいしさが存分に味わえることに驚くはずです。

【骨付きカルピ】1,800円
【骨付きカルピ】1,800円
骨付きカルピは、運ばれてきた時、1センチはあろうかという厚さにまず驚きます。
そして、タレに浸かった状態で運ばれてきます。
何でこんなにタレが多いんだろう?と思うでしょうが、この秘密は後ほど…。
骨を鉄板の中央側に向けて、てっちゃんよりもさらに弱火でじっくり焼きましょう。
河童 骨付きカルビ
その方が美味しく焼き上がります。
絶品焼肉には、“忍耐”が必要なのです(笑)。
そして、片面が焼けるたびに、肉が運ばれてきた時のあのタレの中にダイビングさせましょう!これで味が染みるのはもちろん、香ばしさもアップします。
2〜3度つけ焼きしたら、カルピの骨の中央の黒っぽい部分が凹んでくるので、そうなると焼き上がり。
骨付きカルビ
マスターいわく、一番美味しいのは骨の周囲の肉だそうです。きちんと焼いていれば、骨からスッと外れるのだそう。
ジューシーな脂と柔らかい身から染み出る肉の旨みとタレのフルーティな甘みに、思わず白ご飯の上でトントンッってして食べたくなります。
河童 骨付きカルビ

【タン塩】2,000円
【タン塩】2,000円
こちらも運ばれてきた時、その厚さに驚きます。もちろん焼く時は、スタッフの方が焼き方を丁寧に教えてくれますよ。
まずは、肉の片面に塩とコショウがふられているので、そちらの面を下にして、まずはしっかり焼きます。
タン塩
そして、しっかり焼けたら裏返して、裏面は5秒ほど焼いたら出来上がり!レモン汁でいただきましょう。
河童 タン塩
今までの濃いタレの味わいがキレイに消え、塩とコショウ、それにレモンとタンの旨みが口の中いっぱいに広がっていると思います。
そのおいしさをじっくりと堪能してください。
「最初に食べるはずの塩系を最後に食べるの?」と驚く方も多いと思います。
でも、シメに塩系の肉をいただくのが「河童」流で、これにはちゃんと理由があります。
「河童」では、塩系の肉をレモンでいただくのですが、ここの塩系の肉をレモンで食べて水を飲むと、あら不思議!それまで食べていた濃いタレの甘さや肉の脂が一気にスッと無くなり、口の中から脂っこさが全然無くなるのです。
ぜひ一度この順番で「河童」の焼肉を楽しんでみてください。

また、お店ではタレ系→塩系の順で焼きます。そのため塩系の肉を焼く時には、必ずたれがいっぱい付いた鉄板の状態をマスターが素手で新しい鉄板に交換してくれます。
熱い鉄板を素手で交換ですよ、素手で!
一見の価値ありです。

ここの焼肉は「別次元のおいしさ」という表現がピッタリです。
今まで食べていた焼き肉とは、ボリュームもおいしさも桁違い。
でも、それに奢ることなく、お客さんに気軽に声をかけて、焼き方をアドバイスしてくれるスタッフの皆さんの姿があります。
そこには「スタッフとお客さんが協力し合って、おいしい焼き肉を食べて欲しい」というやさしさが感じられました。

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posted by おはてんグルメブログ at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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