大阪府大阪市北区曽根崎2-11-21
TEL:06-6311-3522
お問合せの際は「おはてんグルメブログ」をみたと言うとスムーズです。
営業時間:11:00〜翌4:00
定休日:日曜
しばらく居酒屋さんのご紹介が続いていましたが、今回は久しぶりにラーメン店にやってまいりました。その名も「しぇからしか」!
大きな黄色看板に「しぇからしか」!
赤のれんに「しぇからしか」!
巨大ちょうちんに「しぇからしか」!
「しぇからしか」は、福岡の方言で「やかましい」「黙れ」という意味。同じ福岡でも「しからしか」という地方もあるようです。
「やかましい」だけでなく、「わずらわしい」とか「気ぜわしい」なんていうときにも使うそうで、若者は「ウザい」という意味で使っているとか。
それにしても、この店名には一体どんな意味が込められているんでしょうね(笑)。筆者などは「しぇからしか」と聞くと、武田鉄矢さんがツバを飛ばして叫んでいるイメージしか浮かびません。
「しぇからしか」は、本場博多の味を限りなく再現することにこだわった、本格派の豚骨ラーメン専門店。本店は宝塚市にあります。
このように、事前に食券を販売機で購入するスタイルなのですが、いくつかある店舗の中で、この曽根崎店だけが食券スタイルをとっています。そして食券販売機は店の外。ちょっと変わってますね。でも、店に入る前にメニューをじっくり確認できると考えれば、利用者的にはありがたいかも。注文したいものが決まったら、その場で即食券購入。実に効率がよく、こんな細かいところで妙に感心してしまいました。
スタンダードな「ラーメン」を二つ、うち一つににんにくチャーシューのトッピングをセレクトしてみました。
では、いざ店内へ。
おおっ! すごい豚骨のにおいが店内にただよっています。この独特のにおいが苦手という人もいますが、筆者には信じられません。「ラーメンといえば豚骨!」というぐらい豚骨が好きなので、このにおいにむしろ興奮します……。
厨房の奧には、直径60cmはあろうかというでっかい寸胴鍋が5つほど並んでいます。
本場博多の味を追求する「しぇからしか」では、豚骨のみからスープをとります。野菜や鶏ガラ、牛骨など、豚骨以外の材料は一切加えないのが博多流。
【ラーメン】650円
さてこちらがスタンダードなラーメン。スープのとろりとした感じ、脂多めのこってり感が伝わるでしょうか。
ネギ、キクラゲ、チャーシューが表面を彩ります。
うーん、スープが麺に、ちょうどいい感じでからんでくる〜。豚骨の風味の濃さにも大満足。さすがですね。
麺の細さやチャーシューの薄切り具合も、本物の博多ラーメンそのものなんだそうです。麺は博多から取り寄せているんですよ!
トッピングは7種類。このメニュー表からわかるように、白飯はありますがチャーハン、餃子などのサイドメニューはなく、豚骨ラーメン一本で勝負。
今回惜しくもラーメンの上に載れなかった、その他のトッピングたちをご覧ください。もやし、からし高菜、ゆで玉子です。
次はにんにくチャーシューを載せたバージョンです。写真ではちょっと違いがわかりにくいかもしれませんが、ちゃんと表面がチャーシューで埋め尽くされています。
こってりスープにこってりチャーシュー、そしてどっさりにんにく……もういいんです、カロリーなんて、ニオイなんて、塩分なんて、そんなのいいんです……と、現実から逃避して、どっぷりと豚骨の海に浸る筆者なのでした。
「しぇからしか」のオーナーさんは博多出身。関西に出てこられて、博多の屋台で食べるラーメンと同じものをみんなに食べてもらいたい、との思いでお店を始められたそうです。
博多出身のお客さんもたくさん来店し、皆さん一様に「まさに博多のラーメンだ!」と喜んでくださるそうな。
本場の方々も太鼓判を押す、「しぇからしか」のラーメン。豚骨好きな人にはたまらない味です。
おいしいラーメン、ごちそうさまでした!!