大阪市北区曽根崎2-10-15 曽根崎センタービル1F
TEL:06-6372-2061
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営業時間:
午前11時半〜午前0時(ラストオーダーは午後11時)
定休日:無休
ナニワの“コナもん”文化で、たこ焼きと共に双璧をなすお好み焼き。鉄板の上でジュ〜っと焼き上げられ、たっぷりのキャベツがしんなり。ソースの香りが鼻腔と胃をこれでもかと刺激してくれます。
そんな雰囲気に引かれ、今日はお好み焼きの「千房 曽根崎支店」にやってまいりました。
「千房」といえば、ミナミは千日前に本店を置く、創業40年の老舗。
千房では、「前味(まえあじ)」「中味(なかあじ)」「後味(あとあじ)」という3つのこだわりがあるんです。
「前味」は、お店の第一印象、「中味」はお好み焼きそのものの味。そして「後味」は、食べ終わってからお店を出るまで、とのこと。この3つが揃ってやっとお客様に満足いただける「味」となれるのだ……! という、妥協を許さないこの姿勢、好感が持てますね。
店内は明るく、ゆったり。個室も完備されています。
実に魅惑的な、ソースの香りが漂っています……食いしん坊の筆者のお腹は、そろそろ限界を迎えようしている……。
店長! 早速ではありますが、おすすめを出していただけますでしょうかっ?!
【パリパリ鉄板餃子】430円
はてさて、コレは何でしょう……? 餃子……?! 餃子のイメージを見事に覆してくれる見た目。構造をご説明申し上げましょう。2枚の皮で上下から具を挟み、薄く整えて鉄板でパリッパリに焼き上げているのです。しかも、餃子の皮ではなく春巻きの皮であることがポイント。パリパリ感を重視しているとのことです。
「パリッ!」という乾いた音。もう、一口目の食感が普通の餃子とはまったくもって違います。でも続いて広がる餃子の風味。うん、これはまぎれもなく餃子ですね(笑)! しかもビールにめちゃくちゃよく合いそうな濃い目のお味。アクセントのネギもgood!
【ミックス焼そば】1,080円
豚肉、いか、えびが入った「ミックス焼そば」が焼き上がりました。お好み焼きを食べにお好み焼き店に入るのですが、やっぱり焼そばははずせません。麺はけっこう太めですね。ソースのこげるにおいが広がって、一気にテンションが上がります!
ミックス焼そばは、「曾根崎支店人気ランキング」で3位のメニューです。6種類ある焼そばメニューの中では堂々のトップ!
ちなみに、同店ランキング1位は、今回は食べなかったのですが、お好み焼きの「道頓堀焼」。豚肉、いか、小えび、すじコンニャク、チーズと具だくさん! 道頓堀という地名から、地域限定メニューかと思いきや、全国の全店舗のグランドメニューなのです。
【千房焼】1,500円
いよいよお好み焼きがやってきました。真打ち登場。
「This is 千房! 千房のすべてが詰まった一枚」と銘打たれた「千房焼」。豚肉、牛肉、いか、たこ、有頭えびが入った、実にぜいたくな一枚……。
えびの頭がのぞいているでしょ? その隣にあるのは、有頭えびの足の部分。これは足がちぎれちゃったのではありません! 足だけを別にパリパリに焼いて、千房焼に添えてくれるのです。しっかり味付けもされていて、スナックのような感覚です。「このパリパリの足だけを盛ったメニューがあればなあ……ビールにぴったりなのに」と思うほどに、えびの足が気に入ってしまった筆者なのでした。
店員さんがマヨネーズをピューっとかけてくれます。「おおっ! 鮮やかなマヨネーズさばき!」などと小さなことに盛り上がりながら……青のりとカツオをたっぷり振りかけていただきまーす!
キャベツは細かめに刻まれており、生地全体がふんわりと仕上がっています。この食感はかなり独特でした。おいしさの秘密は……と尋ねると、企業秘密とのこと。
千房焼は大盛りメニューなので、みんなでワイワイつつくのが正解。一人で食べようと思うと、かなりのボリュームです。
1973年創業の千房は、今年がちょうど40周年。というわけで、今月(2013年6月)から今年いっぱい(2013年12月31日)まで、お得なキャンペーンが実施されるという、超耳寄りな情報をゲットしてきました!
期間中、1973(昭和48)年生まれの人――つまり今年40歳を迎える人――は、特別割引が受けられます。お一人様の場合、なんと40%オフ! 二人なら20%、三人なら13%、四人なら10%。複数の場合は、一人でも1973年生まれの人が含まれていればOK!(身分証必須)
さあ、40歳の皆さん! 今年は千房へ行きまくりましょう!!